子供が薬を飲んでくれない。病気がちな子供を持つ親の悩み

今回は、病気がちな子供が薬を飲んでくれない

子供が病気で親も心身共に疲弊してしまうお悩みについて、私が助けられた事をお話させていただきたいと思います。

私の初めての子供は、特別に病弱だったわけではないと思います。

しかし、小児喘息があり夜中にゼイゼイと呼吸が苦しそうで、一緒に私も眠れずに

疲れてしまうのが

小学校入学前までの子育ての悩みでした。

 

 

そして、いいのか悪いのか、私の長女はお薬が大嫌いでした。

水で練って丸めてホッペタの内側につければいいよ、とお医者さんで聴いてやってみても

胃の中の食べ物ごと吐き出してしまう事が多く

お薬を飲めないので、熱も下がりにくく

食欲もなく、体力の回復も時間がかかる

そんな悪循環に悩んでいました。

 

 

子供が小さい時は、病院通いがお母さんの仕事とは聴きますが、せっかく時間をかけて病院にゆきお薬をいただいてきても、それも飲めずに

親子共々睡眠不足

熱が下がらないので、いつもオロオロとしていたのを思い出します。

そんな悩みの最中、ドイツのシュタイナー療法の看護学校で学ばれた看護師さんの講座に

ゆく機会がありました。

お薬を飲めずに、治癒にも時間がかかる我が子に疲れ果ててしまうこと、何よりも病状が急変して途中何かあったらどうしようと不安な事を私は、講演会の最後に質問しました。

その看護師さんからの答えは

 

「しっかり、病気をさせる」

 

と言う事でした。

そして、

子供の病気はなり始めと

治りかけに気をつけてと言うアドバイスでした。

 

何かあって命にかかわったらと思う不安でいっぱいだった私にとっては、病気=怖れだったのです。

しかし、

「しっかり、病気をさせる」と言う言葉を聴けて

心が落ち着き

病気は、

悪いものじゃないんだ

しっかり、

病気をさせる事が

大事なんだと

180度認識が

変わりました。

 

それを知ってからの私は、

熱の出始めに注意深くなり

また、

もう治っただろうと思う頃に

焦らずじっくりとゆっくりと

養生を出来るように

子供を見つめる眼が

変わりました。

四六時中緊張をして

新米母親の私でしたが

子供の時にしっかり

病気をさせる事が

長い人生では大事なんだと

心持ちがかわり、

とても楽になったのを

今でも昨日の事のように

思い出します。

 

 

産まれる時にも難産で

心拍数が消えかかっていた

長女の命の時間は21年間でした

が、

私にとっては尊い時間です。

 

私は子供を

育てさせていただくことにより

自分を育てさせてもらっていた

のだと思います。

 

その看護師さんの書籍には、

聖路加病院の日野原重明先生の推薦の帯があり

当時何度も読み返しておりました。

ドイツのシュタイナーの

看護学では

入院患者さんの為に看護師さんが

患者さんの食べたい物を聴いて

キッチンで作る事も書かれて

いて、

私にとっては驚きでした。

 

どちらが良いとか

悪いとかではなく

日本という島国の中の

価値観で生きていると

思いもしないような看護の姿勢の違いというものが

あるのだなぁと思わずにはいられませんでした。